おおかみは赤ずきんに恋をした
96猫&天月
站長
おおかみは赤 ずきんに恋 をした
狼戀上了小紅帽
96猫 &天月
-
偶然からはじまる 必然の一場面(ワンシーン)
偶然間開始的必然一幕
-
遠くに見えたのは 揺れる赤色
遠遠看見了正逃竄著的一點紅
-
不思議な森の奥で 見つけた黒い影と
在不可思議的森林深處發現了黑色影子與
-
何かが始まる予感、怖くて逃げ出した
預感到了什麼將要發生，害怕地逃走了
-
「出会い」は 終わりに続くシナリオ
「相遇」結局後 繼續劇情
-
だからわざと 遠回りをした
所以才特意 繞了遠路
-
会いたい、なんて 触れたい、なんて 話したい、なんて思わない
想要見你，之類 想觸碰你，之類 想要對話，之類 沒有想過
-
かよわい君と狡い僕が 「出会う」其れが終わりさ
柔弱的你與狡猾的我 「相遇」就是結局
-
残酷だって罵ったって 運命は変わらない
即使咒駡著這樣的殘酷 命運也不會改變
-
ああ どうして、君が? どうして、僕が? おおかみと赤ずきん、なんだ
啊啊 為什麼，這樣的你? 為什麼，這個我? 會是狼與小紅帽
-
きっと君は今日も この道を訪れる
你今天也一定會經過這條路
-
そして僕は今日もずっと 見守るしかできない
而我今天也只能一直注視著你
-
君はあの木の先で いつも通り、隠れてる
你如往常般在那棵樹前躲了起來
-
私は気付かぬ振りしたまま 通り過ぎた
我也裝作沒有發覺走了過去
-
視線は絡まない 声は届かない
無法重合上視線 無法傳遞出心聲
-
ため息だけが 虚しく重なる
只有歎息 空虛地一遍一遍
-
会えなくたって 触れなくたって 話せなくたっていいから
即使無法相見 即使無法觸碰 即使無法對話 也沒關係
-
頼りない君とぎこちない僕が 其処に居るだけでいいんだ
靠不住的你和笨拙的我 只要身處那裏便足夠
-
これが恋だって言わないなら 言葉なんて、無くていい
如果這說不上是戀愛 那話語也不再被需要
-
ああ 考えたって 考えたって エンディングは変わらない
啊啊 想啊 想啊 結局也不會改變
-
会いたかったんだ 触れたかったんだ 話したかった、ほんとは
真的好想見面 好想觸碰 好想對話
-
かわいい君と優しい僕が 出会い、結ばれる結末(エンド)
可愛的你與溫柔的我 相遇，結合的結局
-
何回だって 何回だって 神様に願ったよ でも…
多少次 多少次 和神許過願啊 但是…
-
悲しいくらい、悲しいくらい おおかみと赤ずきん、なんだ
如此傷感，如此傷感的狼與小紅帽
-
泣いてる君を慰めたくて 伸ばした腕が、震える
想要安慰哭泣的你而伸出的手臂 顫抖著
-
愛しているよ 抱きしめたいよ だけど、できないんだよ…!
我愛你 想要抱緊你 但是，做不到啊…!
-
どう足掻いたって どう願ったって 爪も牙も 消えない
無論怎樣煩惱 怎樣期盼 利爪和尖牙都消失不去
-
だから、ただ待ってるよ 君の涙が止むまで、あの木の先で
所以只能等待著 到你的淚水停止那一刻， 在那棵樹前
-
ずっと…
一直等待…
