ドラマチック
佐藤ミキ
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ドラマチック
佐藤 ミキ
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じゃあねで背を向けた いつかの月九みたいな恋は
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すがるように振り向いた私の負け 幕が下りる
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じゃれて始まるケンカのくだり
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古いジョンロブの足音
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二度と聴けないテネシーワルツ
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背伸びしてやっと届いたキス
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きっとあなたのこと思い出すたびに胸は
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疼くけどこれが本気だった証でしょう
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記憶ごと抱きしめて
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もう決して振り向かずに歩くの
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いつかまた何処かで逢えたその時は
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お互いこれ以上ないくらいの笑顔で
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うっかりまた恋してしまうくらい素敵に
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それまでまだ泣かせて
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並べたまんまのグラス スクリーンみたいに映る
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ふたり分の想定で彩った ひとりの部屋
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「淡いイメージが似合うよ君は」
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あやすみたいに笑うから
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「クールな色も好きだよほんとは」
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ムキになる 可愛くはないプライド
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真っ赤なリップさり気なく纏わせるような
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涙と嘘とワガママが似合うような
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あざとさを熟せたら
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もっとずっとそばにいられたかな
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いつか思い出にかわるその時には
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お互い隣に別の人をつれて
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違う色の恋してるの、なんてね
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ごめん まだまだ笑えない
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回るフィルムの音は途絶えて
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だけどまだ立ち上がれない
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残る余韻にもう少しだけ溺れてたい
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一度きりのドラマ
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きっとあなたのこと思い出すたびに胸は
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疼くけどこれが本気だった証でしょう
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記憶ごと抱きしめて
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もう決して振り向かずに歩くの
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いつかまた何処かで逢えたその時は
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お互いこれ以上ないくらいの笑顔で
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うっかりまた恋してしまうくらい素敵に
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それまでまだ泣かせて
