大空おおぞらへ

小松未歩こまつみほ

• 漂ただよう雲くもを眺ながめていたら

  眺望著飄動的雲朵

• 悩なやめることさえも 流ながれてく

  連煩惱都隨之流逝

• こんなに弱よわい存在そんざい(もの)だったんだと

  如此軟弱的存在

• 自分じぶんが愛いとしく思おもえるよ

  想著要好好愛護自己

• そう少年しょうねんの夢ゆめは 今いまでもあの頃ころのまま

  少年時代的夢 現在還是那樣

• 僕ぼくの心こころに 輝かがやき続つづけてるから

  因為我的心一直綻放光輝

• 大空おおぞらへ

  向著遼闊的天空

• 羽はばたこう 誰だれより一番いちばん高たかく

  伸展翅膀 比任何人都高

• 無謀むぼうなことだけれど

  雖然是莽撞的事

• 力ちからの限かぎりを知しりたくて

  想要知道自己的力之所及

• どこかで彷徨さまよい つまづいたって

  就算在某處徬徨摔倒

• 焦あせらないで しばらく休やすもう

  不要焦慮 暫且休息吧

• 風かぜに身みをまかせ

  任風兒拂身而過

• 明あかりもつけず 暗くらがりの中なか

  不打開燈 處于黑暗之中

• たくさんの物事ものごと(きもち)が 見みえてきた

  能看到許多的事物(情感)

• もうあんなにも欲張よくばれないよ

  不要再那樣貪戀一切

• 大事だいじなものがひとつ増ふえてゆく度たびに

  每要增加一個重要的東西

• 行いき場ばがなくて

  就再沒有了它的容身之處

• 恋こいをして 少すこしは変かわった僕ぼくだけれど

  戀愛之後些許改變了的我

• どんな理屈りくつだって

  對我來說是那樣的合理

• 通用つうようしないこの世よの中なか

  在這世間卻並不通用

• いつかは離はなれてゆく夢ゆめ(こころ)を

  做著你有一天離我遠去的夢

• 恐おそれずに いつかまた巡めぐる季節きせつを待まてばいい

  不如毫無畏懼等待下次季節的輪迴

• 大空おおぞらへ

  向著遼闊的天空

• 羽はばたこう 誰だれより一番いちばん高たかく

  伸展翅膀 比任何人都高

• 無謀むぼうなことだけれど

  雖然是莽撞的事

• 力ちからの限かぎりを知しりたくて

  想要知道自己的力之所及

• どこかで彷徨さまよい つまづいたって

  就算在某處徬徨摔倒

• 焦あせらないで しばらく休やすもう

  不要焦慮 暫且休息吧

• 風かぜに身みをまかせ

  任風兒拂身而過