心に穴が空いた
ヨルシカ
站長
心 に穴 が空 いた
心上破了洞
ヨル シカ
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小さな穴が空いた
破了個細小的洞
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この胸の中心に一つ
在這胸口的正中
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夕陽の街を塗った
渲染了夕陽下的街
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夜紛いの夕暮れ
似夜而非的夕暮時分
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忘れたいのだ 忘れたいのだ
好想忘記 太想忘記
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忘れたい脳裏を埋め切った青空に君を描き出すだけ
如此渴望忘記卻只能在填滿腦裡的青空之中開始描繪你
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だから心に穴が空いた 埋めるように鼓動が鳴った
因此我的心上破了洞 為了填補空虛的心跳鳴動
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君への言葉も 口を開けば大体言い訳だった
要對你說的話也 一旦開口大概都是滿嘴託詞
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だから心に穴が空いた 降る雨だけ温いと思った
因此我的心上破了洞 以為只有降下的雨才有溫度
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繕って 繕って 繕って 顔のない自分だけ
逐一修補 逐一縫合 逐一梳理 唯有面容空白的自己
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少しずつ穴の開いた木漏れ日の、森で眠るように
逐漸破口的葉茂之間 陽光傾灑而下、在森林裡睡去似地
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深海みたいに深く
彷彿深海一樣深邃
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もっと微睡むように深く、深く、深く
沉進夢境似地更加深深、深深、深深
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深く夜を纏った目の奥に月明かりを見るまで
深至披黑戴夜的眼睛深處之中看得見皎潔月明
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君の心に穴を開けた 音楽が何だって言うんだ
在你的心上開了洞 所謂音樂到底是甚麼玩意兒
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ただ口を開け 黙ったままなんて一生報われないよ
僅僅張著嘴巴 只管保持沈默的話就一生得不到回報啊
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忘れたいことが多くなって 諦めばかり口に出して
想要遺忘的事逐漸增多 吐口而出的盡是放棄
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躓いて、躓いて、転がって、土の冷たさだけ
踉踉、蹌蹌、絆倒跌地、唯有泥土的冰冷
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君の人生になりたい僕の、人生を書きたい
渴望能過你的人生的我、想描繪自己的人生
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君の残した詩のせいだ 全部音楽のせいだ
都是你留下的詩詞的錯 全部都是音樂的錯
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君の口調を真似した 君の生き方を模した
模仿著你的口吻 複製著你的生活方式
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何も残らないほどに 僕を消し飛ばすほどに
將我的所有轟炸而飛 直至甚麼都不剩下般地
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残ってる
你殘存於此
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心の穴の奥に棲んだ 君の言葉に縋り付いた
棲宿在心洞深處之中 依附著你的話語而活
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でも違うんだよ、もう
可是不同了啊、已經
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さよならだなんて一生聞きたくないよ
再見甚麼的一生再也不想聽見了啊
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忘れたいことが多くなって
想要遺忘的事逐漸增多
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これから僕だけ年老いて
從今以後只有我逐年老去
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冷め切って、冷め切って
熱情漸冷、情思漸去
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僕の心に穴が開いた 君の言葉で穴が開いた
我的心上破了洞 被你的話語轟出洞來
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今ならわかるよ
事到如今明白了
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「君だけが僕の音楽」なんだよ、エイミー
正就是「唯有你是我的音樂」啊、Eimy
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だから心に穴が空いた その向こう側に君が棲んだ
因此我的心上破了洞 在那另一端你曾棲宿其中
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広がって 広がって 広がって 戻らない穴だけ
愈來愈寬 愈來愈寬 愈來愈寬 唯有無法恢復的洞眼
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穴の空いた僕だけ
唯有破了洞的我
