君色きみいろ花火はなび

佐香さか智久ともひさ

• ざわつくセミせみの音ねが少すこしまだ残のこる夕暮ゆうぐれ

  熙攘片段的聲音 在黃昏仍些許殘留著

• 離はなれないように君きみの手てをまた握にぎり返かえした

  似乎不想分離般 依舊緊握著你的手

• 花色はないろの君きみの姿すがたがあまりに眩まぶしくて

  你那如花的姿態太過閃耀

• 気きにしてないふりで視線しせんを

  我假裝不在乎似的

• そらしてしまったんだ

  故意地將視線別開

• 火照ほてった僕ぼくの頬ほおに優やさしく触ふれる夏なつの風かぜ

  夏天的風溫柔地吹拂著我羞紅的臉頰

• 熱ねつを帯おびたこの思おもいを

  於今 將這份帶著熱情的心意

• あの夜空よぞらに今いま打うち上あげるんだ

  傳遞至那片夜空

• 伝つたえたいよこの思おもいも

  想要將這份愛意也傳達給你

• 夜空よぞらに打うち上あがったのは

  夜空的花火

• はじけてしまいそうな

  似乎就要綻開來了啊

• 僕ぼくのハートはーとみたいだ

  就如我的心臟一般

• 忘わすれないよずっとずっと

  一直、一直不會忘記喔

• 僕ぼくの瞳ひとみに焼やき付つけた

  烙印在我眼中的

• 夏色なついろの光ひかりと 他ほかでもない君きみのその笑顔えがお

  夏色之光和你那唯一的笑容

• 大おおきな花はなが打うち上あがるその音おとに紛まぎれて

  趁著大朵的花火綻放時的聲響

• こぼれてしまった言ことの葉ははかき消けされてしまう

  將接著流露的話語 隱藏了起來

• まるでこの世界せかいに僕ぼくら二人ふたりだけみたいな

  彷彿全世界只有我們兩人

• 肩かたが触ふれそうなこの距離きょりに息いきがとまりそうだ

  這樣肩及肩的距離 令人呼吸止息

• 君きみがくれた一瞬いっしゅんはどんな願ねがいよりも強つよく

  你給予我的剎那 比任何希望都要強

• 輝かがやく光ひかりになって僕ぼくの世界せかいをずっと照てらすんだ

  化作輝耀的光芒 始終照耀著我的世界

• 僕ぼくの願ねがいは七色なないろの

  我的心願是七彩的

• 光ひかりに紛まぎれ打うち上あがる

  隨著花火升上天空

• 永遠えいえんの愛あいだって

  那永恆的愛

• 信しんじてしまいそうだ

  如此地相信著

• 空そらを越こえて響ひびき渡わたれ

  響徹夜空

• 消きえないように咲さき誇ほこれ

  在消失之前 如花盛開

• 今いまこの瞬間しゅんかんに

  彷彿現今這一瞬間

• 僕ぼくたちがいた証あかしのように

  就是我們存在的証明

• いくら時ときが過すぎたって

  無論多少時間走過

• この季節きせつが来くる度たびに

  每當這個季節來到時

• 繋つないだ手ての温ぬくもりを 君きみの声こえを思おもい出だすよ

  總是會想起 牽起的手溫 你的聲音

• 伝つたえたいよこの思おもいも

  想要將這份愛意也傳達給你

• 夜空よぞらに打うち上あがったのは

  夜空的花火

• はじけてしまいそうな

  似乎就要綻開來了啊

• 僕ぼくのハートはーとみたいだ

  就如我的心臟一般

• 忘わすれないよずっとずっと

  一直、一直不會忘記喔

• 僕ぼくの瞳ひとみに焼やき付つけた

  烙印在我眼中的

• 夏色なついろの光ひかりと 他ほかでもない君きみのその笑顔えがお

  夏色之光和那你那唯一的笑容