月下美人
己龍
站長
月下美人
己龍
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いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
花朵豔麗 終散盡 誰人世間 能長久
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此処は桃源郷 瞼綴じ蹲る
這裡是桃源鄉 修飾眼神
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「見ず」「言わず」「聞かず」「触れず」「感じず」…夢心地?
「看不見」「說不出」「聽不見」「摸不到」「感受不到」…夢之心情?
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首を垂れて今際を待つ私は既に枯れた躯
垂首等待今朝 我身已然枯萎
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縫い合わせた蕾を断末魔で切り裂けば
縫合含苞花蕾 撕裂斷末之魔
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花の色は目が眩む悲鳴 命紡ぐかの様に叫ぶ
花色光彩奪目 編織生命般悲慘鳴叫
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昨の影が手招きする 私に搦み付く虚ろ
招手昨日的黑影 包容我的虛無
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振り払えば立ち眩む痛み 然れど明に手を伸ばし叫ぶ
揮手站立 炫目痛楚 然而 仍要伸出雙手 呼喊明日
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夢に触れれば儚い 現に触れれば慥か
觸夢便是縹緲 觸實便是真實
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いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
花朵豔麗 終散盡 誰人世間 能長久
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うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし
今日攀越高山嶺 醉生夢死不再有
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両の手が眼を覆い暗い暗いと嘆いて
兩手遮眼 歎息深深黑暗
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憐れみに腐るその様 夢見がちな滑稽と
身邊腐朽之姿 時常夢見的滑稽
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首を垂れて今際を待つ私は既に枯れた躯
垂首等待今朝 我身已然枯萎
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啄まれる痛みが引き摺り回すのは現なり
狂啄之痛 花姿招展 現于世人
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泣き喚き白に染まる 「透明」然れど其れは「極彩」
沾染呐喊哭泣之白 雖現「透明」 實則「極彩」
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私はただ私で在れ 未だに搦み付く虚ろ
我只隨我而在 包容我的虛無
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振り返れば無色の甘い蜜 酔えばまやかし心は満つ
一旦回首 無色的甘甜蜜汁 紙醉金迷 贗品 充滿內心
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夢に触れれば儚い 現に触れれば慥か
觸夢便是縹緲 觸實便是真實
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咲けば枯れて散って朽ちて終わる命
花開便會枯萎 散盡腐朽的終焉之命
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花が開きその時を刻む月夜
刻印花開之時的月夜
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生ける屍と化すのか 死すまで生を叫ぶか
要成為活屍怪物嗎 至死才祈求生存嗎
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風に揺れ夢撫でるか 風に揺れ現撫でるか
要撫摸風中搖曳的夢嗎 要撫摸風中搖曳的現實嗎
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花の色は目が眩む悲鳴 命紡ぐかの様に叫ぶ
花色光彩奪目 編織生命般悲慘鳴叫
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昨の影が手招きする 私に搦み付く虚ろ
招手昨日的黑影 包容我的虛無
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振り払えば立ち眩む痛み 然れど明に手を伸ばし叫ぶ
揮手站立 炫目痛楚 然而 仍要伸出雙手 呼喊明日
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夢に触れれば儚い 現に触れれば慥か
觸夢便是縹緲 觸實便是真實
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いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ
花朵豔麗 終散盡 誰人世間 能長久
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うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす
今日攀越高山嶺 醉生夢死不再有