Penguin's Detour
宮下遊
lianend89
Penguin's Detour
宮下 遊
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すっかり
乗 り慣 れたフライト で今日 こそ堕 ちてくれないだろうかと在完全搭習慣的航程中說著「今天大概也不會遇到墜機吧」
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頬杖 ついて雲 を眺 める話 をあと何度 しよう一邊支著臉頰眺望雲朵 這已經是第幾次了
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誰 かを言 い負 かす為 の機会 を何 かにつけ狙 っていた暮 らしも盯緊了辯贏別人的機會 這樣的生活方式
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未 だに古 くなっちゃくれない也還不算太過時
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優 しくしてくれたあの子 にまでも どうせ心 の中 じゃ、なんてことを就算是那個對人溫柔的女孩子 反正心中也想著「是在搞什麼」
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思 ってしまったのもつい最近 ではあるけれど最近我總是這樣想
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小指 に巻 いた絆創膏 が見 えるようにと近 づいたばっかりに將小指上纏著的OK繃展現出來而變得更加親近
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本当 は無 かった傷 が欲 しくなる渴望著其實不存在的傷
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洒落 っ気 に欠 けていた生返事 を豪不風趣的曖昧回應
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嫌 ってくれとまでは言 えないけど雖然還不至於把煩人給說出口
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攫 っていった未来 に「そうかそうか」と頷 いて對著我被奪去的未來「是嗎 是喔」地點著頭
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歩 いた地上 でのこと我走著 就只在地面上
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飛 べない鳥 になっていた ふらり彷徨 ったまま成了無法飛翔的鳥 不斷地游移徬徨
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空 からじゃ見 られない眺 めがあるんだと即使從空中根本不會被看見仍然眺望
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言葉 へ落 とし込 んで最後 嘘 に変 わってもね去落實說過的話結果卻也變成謊言了呢
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ただそれとなく
伝 わるものがあればいい但要是能有委婉點的說法就好了
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ぼんやり
難 しく思 うこともそれなりに愛 しくなれることを模糊難懂的事都能就這樣去珍愛
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知 ってか知 らでか分 かったフリ ばかりが上手 い人 を對不管知道或是不知道都能裝作明白了的人
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嘲 たことは無 いといったものの意味 もなくケラケラ と笑 う僕 を雖然說著沒有要嘲笑的意思卻發出無意義的咯咯笑的我
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言 い表 せた文字 が欲 しくなる開始想要有能表達出的文字
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黙 っていれば誰 かが口 を開 くもの安靜下來就一定有誰會開口
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座 って待 っていましょう お茶 を飲 みながらでも坐著等吧 要不來喝個茶
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狂 っちまった時代 よさらば 「お先 にどうぞ」と瘋了的時代啊再會了 「那您先請」
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静 かに言 った後 靜靜地這麼說了之後
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泳 げない魚 になっていた ひとり強張 ったまま成了無法游泳的魚 不斷地獨自逞強
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水面 に歪 んだ自分 の姿 を水面上自己扭曲的模樣被刻入進記憶
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記憶 へ落 とし込 んで誰 も悪 くないんだってね這並不是任何人的錯 被這麼說了呢
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ただ
一度 だけ思 わせるものがあればいい但一次就好要是能允許我這麼想就好了
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誰 のせいだろう僕 のせいかも いや、きっとあいつのせいだのと「究竟是誰的錯呢 說不定是我的錯 不,肯定是那傢伙的錯」
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暗 くなる外 張 り詰 める場所 繰 り出 す一人 分 の音 變暗的外頭 繃緊神經的場所 持續冒出的一人份聲音
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「あなたに
分 からないだろうけど」言葉 尻 にはそう言 い捨 ててやろう「你大概不可能會懂的」脫口而出的話乾脆扔下不管吧
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でも
嗚呼 もう いつまで経 っても救 われない歌 よ但是 啊啊已是 過了多久都不會被拯救的歌呀
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あるはずがなくなっていた ゆらり
揺蕩 ったまま應該要存在卻不見了 不斷地輕晃搖盪
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寄 る辺 なく縋 っていたはずだったのに明明好像原本有托身之處才對
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思 いを遡 ってみたって思 い出 せないね試著去回想卻想不起來呢
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それが
端 からあったものなのかすら那應該就是從一開始就這樣了吧
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飛 べない鳥 になっていた ふらり彷徨 ったまま成了無法飛翔的鳥 不斷游移徬徨
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空 からじゃ見 られない眺 めがあるんだと即使從空中根本不會被看見仍然眺望
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言葉 へ落 とし込 んで最後 嘘 に変 わってもね去落實說過的話結果卻也變成謊言了呢
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ただそれとなく
伝 わるものがあればいい但要是能有委婉點的說法就好了