夏空なつぞら

Galileo Galilei

• 僕ぼくらが一ひとつ一ひとつの夢ゆめを守まもりぬけるなら

  如果我們能守住 每一個每一個夢想的話

• 夏空なつぞらにした約束やくそくは100年後ねんごでも破やぶれない

  對著夏季天空許下的約定 即使在一百年之後不可能打破

• それを君きみは笑わらって嬉うれしそうに話はなしてよ

  你曾經笑著 彷彿很開心似地說過呢

• 時間じかんをもがくその手てを僕ぼくは決けっして放はなさないからさ

  在時間之流裡掙扎的那雙手 我是絕對不會鬆開的啊

• 朝日あさひを待まつよ 明日あしたは嫌きらいだけど

  我會等待朝日的 雖然我討厭明日

• 友達ともだちと話はなすよ 人ひとは苦手にがてだけど

  我會跟朋友說話的 雖然我不擅應對人們

• 難むずかしい歌うたを聴きき始はじめたよ

  我開始 會聽起意味深長的歌曲了呦

• ワタシわたしの人生じんせいは思おもうほど簡単かんたんには出来できていないから

  因為我的人生 並不像所想的那麼簡單

• 捨すてきれない自分じぶん 大人おとなになったふり

  無法完全捨棄的自己 裝成大人樣

• 周まわりを見回みまわしても大人おとなの顔かおばかり

  就是看向四周 也全是大人的臉

• 好すきだった歌うたが響ひびかなくなったな

  喜歡過的歌曲 不再在心中迴響了

• 誰だれのせいでもない 僕ぼくのせいでもないんだろう

  不是任何人的錯 應該也不是我的錯吧

• 僕ぼくらが不安ふあんの中なかで道みちを選えらび抜ぬけるなら

  如果我們都是在不安之中 非得選出一條道路的話

• 横道よこみちの途中とちゅうで顔かおだして何度なんどでも君きみに会あえるよ

  在叉路的途中露露臉 無論多少次都能見到你喔

• グッドぐっどラックらっく 手描てがきの地図ちずが滲にじんで読よめなくなっても

  GOOD LUCK 即使手繪的地圖 已經變得模糊無法辨認

• 迷まよいのないこの気持きもちがいつでも振ふり返かえる勇気ゆうきくれる

  這沒有絲毫迷惑的心情 不管幾次都會為我帶來回頭的勇氣

• あの日ひ夏なつの青あおい空そら 首筋くびすじの汗あせと

  那天 夏天的藍色天空 流下頸項的汗水

• 吐はき捨すてた不満ふまんや不安ふあんとそして希望きぼうの数々かずかず

  以及拋下的不滿與不安 然後是數不盡的希望

• 街まちに吹ふく乾かわいた風かぜ 大好だいすきな風景ふうけい

  吹拂過街道乾燥的風 最喜歡的風景

• こじ開あけた心こころの奥おくにぎゅうぎゅうにつめこんで

  滿滿地塞進 被撬開的心底

• 進すすんでく君きみの姿すがたを見失みうしなわないように

  為了不跟丟 你持續前進的身影

• 何度なんどでも空そらを仰あおいで確たしかめたって構かまわない

  就算得不停地抬頭仰望天空加以確定 也無所謂

• 僕ぼくらがちぎって飛とばした気持きもちが街まちに消きえてく

  被我們所撕碎灑散的心情 逐漸消失於街角

• ビルびる風かぜが髪かみを揺ゆらしてぐしょぬれの心こころ乾かわいたら

  大樓風吹動髮絲 等到濕透的心都風乾

• 振ふり返かえる君きみは笑わらって夏なつの終おわりを告つげてさ

  你轉頭笑著 宣告夏天的結束

• 気きづいたら手てを握にぎってた 見届みとどけるまでは離はなさないよ

  一回神我們已經牽著手 直到最後不會放開

• 諦あきらめと決きめつけで色褪いろあせた時代じだいを

  把早已決定要放棄 褪色的時代

• 目めの覚さめるような青あおい色いろで塗ぬりつぶすように

  用亮眼的藍色 塗滿像是要整個塗滿似地

• 地図ちずを描えがく 消けされても僕ぼくらは迷まよわない

  畫地圖 即使被抹去 我們也不會迷惑

• 空そらを駆かける渡わたり鳥どりが僕ぼくらに自由じゆうを歌うたってる

  翱翔天際的候鳥 正向我們歌頌著自由

• 震ふるえる君きみの掌てのひらを確たしかめるように握にぎりなおす

  確認般地重新握緊 你顫抖的手心

• グッドぐっどラックらっく 僕ぼくらの果はてはけだるい世界せかいの向むこうで

  GOOD LUCK 我們的盡頭 是這沉重世界的對岸

• 綺麗事きれいごとなしの約束やくそく 雲くも一ひとつない空そらに放はなとう

  對著萬里無雲的天空 釋放毫無矯飾的約定