

陽傘
ナナヲアカリ

站長
陽傘 - ナナヲアカリ
短編電影《星期天與美人魚》(日語:日曜日とマーメイド)主題曲
中文翻譯轉自:https://home.gamer.com.tw/artwork.php?sn=5542680
譯者:木樨
陽 傘
ナナヲアカリ
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夢を見ていた。三時をまわっていた。
做了一個夢。醒來時已經過了三點。
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懐かしい黴の匂いがして、
聞到那令人懷念的霉味,
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君が夢に出たことを伝えたかった。
想跟你說夢中有你出現。
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今更、笑って会えるような気がしたんだ。
事到如今我似乎能笑著跟你見面了。
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空き壜をサンダルで蹴るような
穿著涼鞋把空瓶踢飛
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割と無敵だった夏のこと。
意外地很無敵的夏天。
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振り返るたびに焦がれてしまう。
每當回首過往總是不禁思慕。
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昔の自分に憧れてしまう。
總是不禁對以前的自己心生嚮往。
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「もう帰る時間だよ」
「該回家囉」
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帰り道なんてものがそう、確かに在ったこと。
回家的路這種東西 是啊,曾經存在過。
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陽傘を「大げさ」と言う君は、
把陽傘說成「誇張」的你,
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もう大人になったのかな。
已經變成大人了嗎?
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なれたかな。
變成大人了嗎?
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ねぇ、夏の終わり際って何で
我說啊,夏天的尾聲為何
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こんなに寂しいんだろうね。
會這麼令人感到寂寞呢?
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繰り返すには早く、振り返るには遅い。
要重來的話太早,要回顧的話又太晚了。
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見えない敵をつくったって
就算樹立看不見的敵人
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決して生きやすくはならなかった。
也不會活得比較輕鬆。
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飛ばせなくなる階段。それでも磨り減る靴。
不再跳著走的樓梯。即使如此還是持續磨損的鞋子。
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馬鹿にされているようで朝が嫌いだったこと。
因為討厭早晨而被揶揄。
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守られているようで夜が嫌いだったこと。
因為討厭夜晚而被守護。
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そんなものの上に、弱い弱い私がいたこと。
除此之外,還有非常非常脆弱的我。
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せめて、君には知ってほしい。
至少,想要讓你知道。
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嫌われたくないから、
因為不想被討厭,
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合わせる会話が随分上手になったよ。
所以變得很擅長說出迎合他人的話語。
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伏し目がちに頷いた君が
總是目光向下點點頭的你
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どうしても消えないままだ。
無論如何都揮之不去。
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ねぇ、夏の終わり際って何で
我說啊,夏天的尾聲為何
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こんなに懐かしいんだろうね。
會這麼令人感到懷念呢?
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記憶を触る度、かすかに遠くなる。
每當觸碰記憶,總是稍稍變得遙遠。
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サイダーが飲めなくなって、
沒辦法再喝汽水,
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日に焼けるのを好まなくなって、
沒辦法再喜歡曬太陽,
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あの頃の私ごと否定する気がした。
似乎全盤否定了那時的自己。
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いつの間にか周りだけが大人になっていく。
不知不覺只有周圍的人變成大人。
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私にはひたすら眩しい。正しくなりたい。
對我而言是那麼地耀眼。好想活得正確。
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背丈が伸びても、変わらず届かない何かがあって、
即使個子變高了,依然無法傳達的事物還是存在著。
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それにひどく安心した。
那讓我十分安心。
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夢を見ていた。三時をまわっていた。
做了一個夢。醒來時已經過了三點。
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懐かしい黴の匂いがしました。
聞到那令人懷念的霉味。
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喋り方を真似てふざける二人でした。
模仿語調鬧著玩的兩人。
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馬鹿だな。代わりなんていないのに。
真蠢啊。明明沒有人可以取代。
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そんなの、とっくに知っているのに。
明明比誰,都還要清楚。
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ねぇ、夏の終わり際って何で
我說啊,夏天的尾聲為何
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こんなに寂しいんだろうね。
會這麼令人感到寂寞呢?
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繰り返すには早く、振り返るには遅い。
要重來的話太早,要回顧的話又太晚了。
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見えない敵がいなくたって。
就算看不見的敵人消失了。
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決して生きやすくならなくたって。
就算不會活得比較輕鬆。
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差し出された手だけは握り返せるように。
至少我想回握那隻伸向自己的手。
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朝日が、いつも君みたいに眩しかったから。
因為朝陽總是,像你一樣耀眼。
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夜の空気が、君みたいに心地いいから。
因為夜晚的空氣總是,像你一樣令我感到自在。
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忘れたくないのは、君のこと。
不想忘記的是,有關你的事。
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だから、嫌ったこと。
因此,心生厭惡的事。
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思い出すのは夏のこと。
回想起來的是,夏天的事。