悪ノ娘
鏡音リン
喵微
悪 ノ 娘
惡之娘
鏡音 リン
-
「さあ、ひざまずきなさい!」
「來,跪下!」
-
むかしむかしあるところに
悪逆 非道 の王国 の很久很久以前在某個地方 有個暴虐無道的王國
-
頂点 に君臨 するは齢 十四 の王女 様 君臨其頂點的 是年方十四的公主殿下
-
絢爛豪華 な調度 品 絢爛豪華的日常用品
-
顔 のよく似 た召使 長相酷似的僕人
-
愛馬 の名前 はジョセフィーヌ 愛馬的名字是約瑟芬
-
全 てが全 て彼女 のもの全部全部都屬於她
-
お
金 が足 りなくなったなら愚民 どもから搾 りとれ如果錢花光了 就再從愚民身上榨出來
-
私 に逆 らう者 たちは粛清 してしまえ那些反抗我的傢伙 就通通肅清一番
-
「さあ、ひざまずきなさい!」
「來,跪下!」
-
悪 の華 可憐 に咲 く鮮 やかな彩 りで惡之花 楚楚可憐的開放 帶著鮮麗的色彩
-
周 りの哀 れな雑草 は嗚呼 養分 となり朽 ちていく周圍悲哀的雜草啊 啊啊 就化為養分腐朽而去
-
暴君 王女 が恋 するは海 の向 こうの青 い人 暴君公主戀愛了 對象是大海彼端的藍色那人
-
だけども
彼 は隣国 の緑 の女 にひとめぼれ不過他卻對鄰國的 綠之女一見傾心
-
嫉妬 に狂 った王女 様 ある日 大臣 を呼 び出 して因嫉妒而發狂的公主殿下 某天把大臣叫到了跟前
-
静 かな声 で言 いました 「緑 の国 を滅 ぼしなさい」她靜靜的開口了 「把那個綠之國滅了」
-
幾多 の家 が焼 き払 われ幾多 の命 が消 えていく無數的房舍燒毀 無數的生命消逝
-
苦 しむ人々 の嘆 きは王女 には届 かない痛苦人們的歎息聲 無法傳達到公主那
-
「あら、おやつの
時間 だわ」「唉呀,點心時間到了呢」
-
悪 の華 可憐 に咲 く狂 おしい彩 りで惡之花 楚楚可憐的開放 帶著狂亂的色彩
-
とても
美 しい花 なのに嗚呼 棘 が多 すぎて触 れない明明是非常美麗的花朵 啊啊 卻因佈滿荊棘而無法碰觸
-
悪 の王女 を倒 すべく ついに人々 は立 ち上 がる為了打倒萬惡的公主 人們終於挺身而出
-
烏合 の彼 らを率 いるは赤 き鎧 の女 剣士 領導這群烏合之眾的 是身著紅色鎧甲的女劍士
-
つもりにつもったその
怒 り国全体 を包 み込 んだ經年累月的憤怒 籠罩了整個國家
-
長年 の戦 で疲 れた兵士 たちなど敵 ではない疲於長年征戰的兵士 根本不是對手
-
ついに
王宮 は囲 まれて家臣 たちも逃 げ出 した王宮終於被包圍了 家臣們也都逃散而出
-
可愛 く可憐 な王女 様 ついに捕 らえられた可愛的公主殿下 終於被抓到了
-
「この
無礼者 !」「無禮之徒!」
-
悪 の華 可憐 に咲 く悲 しげな彩 りで萬惡的花朵 楚楚可憐的開放 帶著悲哀的色彩
-
彼女 のための楽園 は嗚呼 もろくもはかなく崩 れてく只為了她而存在的樂園 啊啊 脆弱的崩毀了
-
むかしむかしあるところに
悪逆 非道 の王国 の很久很久以前在某個地方 有個暴虐無道的王國
-
頂点 に君臨 してた齢 十四 の王女 様 曾君臨其頂點的 是年方十四的公主殿下
-
処刑 の時間 は午後 三時 教会 の鐘 が鳴 る時間 處刑的時間是下午三點 那是教堂的鐘聲敲響之時
-
王女 と呼 ばれたその人 は一人 牢屋 で何 を思 う被稱作公主的那個人 獨自在牢房中想些什麼
-
ついにその
時 はやってきて終 わりを告 げる鐘 が鳴 る那個時刻終於到了
-
民衆 などには目 もくれず彼女 はこういった連看都不看民眾一眼 她這麼說了
-
「あら、おやつの
時間 だわ」「唉呀,點心時間到了呢」
-
悪 の華 可憐 に散 る鮮 やかな彩 りで萬惡的花朵 楚楚可憐的散落 帶著鮮麗的色彩
-
のちの
人々 はこう語 る嗚呼 彼女 は正 に悪 ノ 娘 後世的人們如此謂告 啊啊 她真的是萬惡的少女