桜さくらの頃ころ(M@STER VERSION)

春霞はるがすみ

• 艶あでやかな春はるの陽光ようこう(ひかり)照てらすは

  明豔春光照耀著

• 雪解ゆきどけの終おわりを咲さく勿忘草わすれなぐさ

  雪融後綻放的勿忘草

• あぁ 幾度いくどとかさねゆく想おもいほど うらはらに

  啊啊 思念積累已深卻只能

• 花明はなあかり照てらした水面みなもを きよらに流ながれるだけ

  被映照夜櫻的清澄流水帶走

• 花はな、ふぶき 此この想おもい 胸むねは高鳴たかなり

  花瓣如雪 這份思念讓胸口悸動

• あなたを見みつめてた

  一旦凝視著你

• 桜さくら舞まう それぞれの 歩あゆむべき道みちを踏ふみ出だした

  落櫻紛飛 朝向各自應步上的道途邁出步伐

• ひとひら想おもうはなびら 抱だきしめて

  一枚花瓣恰似思念 請珍重它

• 暁あかつきに夢ゆめのつづき願ねがえど

  即使在破曉時分祈禱著夢的延續

• 切せつなさに此この身みを晒さらしているだけ

  飄散的願望也只會帶走抵禦悲傷的一襲薄衣

• ねぇ 春風はるかぜに伸のびゆく雲くもの様ように漂ただよって

  吶 如今我也像是被春風變化著形狀的流雲

• 花霞はながすみ触ふれてゆく風かぜに 想おもいをゆだねたまま

  寄託於在叢花之間流轉的風兒

• 薄紅うすべにに染そまる刻とき 流ながした涙なみだ

  在臉頰染上淡紅時流下的淚水

• あなただけ見みつめてた

  唯有你能夠察覺得到

• 桜さくら散ちる 思おもい出では 心こころのすきまに舞まい降おりて

  殘櫻散落 填滿內心空隙的是隨之灑落的無數思緒

• 春風はるかぜ纏まとう景色けしきに 手てを振ふった

  向暈染了春色的美景 揮手告別

• いま 明あけてく空そら 遠とおく 光ひかり生うまれ

  此刻 逐漸晴朗的天空 遠方 越發清晰的光芒

• 仄ほのかに香かおる花蕾はなつぼみ ひらく

  吸引著散髮幽香的花蕾 露出笑容

• あぁ はじまりの季節きせつ

  啊 又是萬物復甦的季節

• 薄紅うすべにに染そまる刻とき 流ながした涙なみだ

  朝向各自應步上的道途 邁出步伐

• 新あらたな風かぜは吹ふく

  吹起了嶄新的風

• 花はな、ふぶき 此この想おもい 胸むねは高鳴たかなり

  花瓣如雪 這份思念讓胸口悸動

• あなたを見みつめてた

  一旦凝視著你

• 桜さくら舞まう それぞれの 歩あゆむべき道みちを踏ふみ出だした

  落櫻紛飛 朝向各自應步上的道途邁出步伐

• ひとひら想おもうはなびら 抱だきしめて

  一枚花瓣恰似思念 請珍重它