嗚呼。髪を撫でて、頬を撫でて、御前を愛してやる。
睦月始(鳥海浩輔)
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liliannng
歌詞
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嗚呼 。髪 を撫 でて、頬 を撫 でて、御前 を愛 してやる。
睦月 始 (鳥海 浩輔 )
-
襖 に染 みた蘭麝 の香 で、 -
目眩 き、絆 す。 -
怪 し、此 の丑三 つ――。 -
透 き影 滲 む斑 の雪 と、 -
揺 らめき乍 ら手 を這 わす。 -
――
紅 の灯 る柔肌 から溢 る、 -
淫 らな囁 き。 -
嗚呼 ――。 -
髪 を撫 でて、頬 を撫 でて、 -
愛 してやる。 -
見 つめ合 う刹那 に、緊 (きつ)く抱 いて。 -
艶 かしい其 の眼 が潤 み、吐息 が零 るる。 -
温 もりが欲 しいか。 -
――
俺 が呉 れてやる。 -
数 え歌 を口遊 みて。 -
目隠 しをして、舌 を這 わす。 -
一・二・三・四
-
火照 る柔肌 から溢 る、 -
淫 らな囁 き――。 -
ふたつ、
手 を重 ねて、今生 を想 う。 -
擦抜 けぬ様 にと、緊 (きつ)く絡 め。 -
――
独 りきりの御前 。 -
孤独 を抱 えて生 きる事 は無 いと、 -
俺 が教 えてやる。 -
髪 を撫 でて、頬 を撫 でて、愛 してやる。 -
もう
二度 と、其 の孤独 を感 じぬ様 に。 -
想 い重 ね、日々 を重 ね、全 て重 ねて生 きて。 -
永久 なる此 の温 もり、俺 が呉 れてやる。 -
――だから、
-
其 の心 や、体 。全 て、俺 に寄越 せ。 -
襖 に染 みた蘭麝 の香 で、 -
目眩 き、絆 す。 -
――
夜 の御伽 。