竹ノ花
めらみぽっぷ
七七四凜絮
竹 ノ 花
竹之花
めらみぽっぷ
-
その
花 を咲 かせば あとは在那花盛放之時 隨後
-
枯 れるのが その定 めか就會枯萎,這是注定的
-
その
命 散 らして つなぐ在那生命凋零之際 聯繫著的
-
思 いを全 て受 け取 って思念,將所有接受著
-
竹 ノ 花 竹之花
-
【七】
遠 くに見 ゆるその影 に、ふと過 る。遙遠的身影,一眨而過
-
遠 い日 に交 わした約束 。所立的約定已是遙遠過去
-
この
手 の届 かぬところへ、歩 み去 る。她步往這雙手觸及不到的地方
-
その
背中 に影 を合 わせて。我們的背影只能交匯一起
-
交 わし足 りぬ言葉 不能盡述的話語
-
全 てを胸 に押 し止 め所有只能埋在心中
-
ただただ
願 うのは不過只是祈求
-
愛 した女 の幸 せか所愛的女人活得幸福
-
竹 ノ 花 竹之花
-
咲 けばただ聽說
-
散 るまでの身 と聞 けども盛開不久,就會凋謝
-
その
命 の在 る限 り在剩下的生命中
-
どうか
生 きてゆけと請好好活下去
-
その
幸 せを願 えばと那是為她的幸福祈願
-
この
身 を引 くも厭 わずに就算要離開她身邊,我也不抱怨
-
ただ
小 さく深 い傷跡 が不過,這細小但深刻的傷痕
-
いつまでも
疼 いている、嗚呼 。想必一直都會隱隱作痛,啊啊
-
【
弥 】遠 くに消 えるその影 に、目 が滲 む。以前早已消逝的身影,在眼中浮現起
-
彼方 去 りゆくはいとし人 。所愛的人已往彼岸而去
-
その
身 に生 まれた因果 を、受 けながら。那個人所種下的因果,我會承受所有
-
この
気持 ちだけは換 え難 く。而這種心情是不會輕易改變
-
はらり
滑 り落 ちる淚水輕輕滑落,
-
掴 んだ幸 せの脆 さに原來所抓緊幸福是如此脆弱
-
それでも
願 うのは儘管如此,依然祈求
-
愛 した男 と生 きること讓她與她所愛的男人活下去
-
竹 ノ 花 竹之花
-
咲 いてただ聽說
-
散 るまでの身 を抱 えて盛開不久,就會凋謝
-
誰 にでなく愛 を叫 ぶ自顧自地喚著愛
-
共 に生 きていたいと盼能共渡此生
-
ただ
幸 せを願 ったが只是祈禱著幸福就夠
-
それでも
儚 く消 ゆるのみ不過這就如夢似幻般消逝
-
ただ
深 い哀 の終 わらずに唯有痛不欲生的感覺
-
いつまでも
遺 されて、嗚呼 。永遠都留在這,啊啊
-
―どうか わたしの
代 わりに、還請 代替我
-
どうか
愛 を伝 えてと。還請 傳達這份愛
-
―どうか わたしの
代 わりに還請 代替我
-
どうか あの
人 と生 きてと。還請 與那個人一起
-
―どうか わたしの
代 わりに還請 代替我
-
どうか
愛 を伝 えてと。還請 傳達這份愛
-
―どうか わたしの
代 わりに還請 代替我
-
どうか あの
人 と生 きてと。還請 與那個人一起
-
【
求 】遠 くに探 すその影 が、歩 み寄 る。遠遠地將我找尋的那道身影,已經漸漸地走近。
-
誰 よりも近 くに寄 り添 って。比任何人都親密的依偎著
-
全 てを内 に閉 じ込 めたその瞳 。將所有的都封閉於那雙瞳
-
ただ
静 かに刻 を重 ねて。只是悄然靜侯時間重複
-
愛 も悲 しみも愛也好,悲也好
-
この
背 に全 て引 き受 けて所有都讓這身軀背上
-
我 が子 に願 うのは我的孩子啊,
-
何 も背負 わずに生 きること願你 不再背負什麼 而活下去
-
竹 ノ 花 竹之花
-
未 だ咲 かぬ正因那身軀
-
その
身 だからこそ生 きよと並未盛開,不應凋謝
-
限 り在 るその命 在有限的生命中
-
せめて
自分 らしく最少請做回自己
-
人 の世 に人世間
-
愛 だけが愛情
-
全 てである筈 もなければ並不是全部、所有
-
ただ
一途 に幸 せに只是誠心祈求著
-
生 きていけと願 う願你能夠幸福渡過這生
-
その
幸 せを願 うなら既然希望著得到幸福
-
どうかその
道 を真 っ直 ぐに就請沿著這道路直走
-
ただ
深 く愛 を胸 に秘 め只是,那份深切的愛意,藏於心中
-
いつまでも
願 っている、嗚呼 。永遠都為你幸福而祈禱,啊啊