センダンせんだんライフらいふ

花守はなもりゆみり

• 近未来きんみらいってそんなもんじゃない 人ひとが人ひとを捨すてるような時代じだい

  這並不是不久的將來 屬於人將人類捨棄的時代

• 無残むざんに折おり重かさなって痛いたい痛いたいと一斉いっせいにないた

  冷酷無情中一一累積的痛苦以及釋放自身哭泣著

• 妄想もうそう煩悩ぼんのうのように まるで私わたしを取とり込こもうとしない

  如同妄想渴望般 就像是不試圖把我轉變

• 見みない夢ゆめを覚さまして ほそぼそ テンションてんしょん合あわせる

  清醒中看不見的夢接續下去 將不安集聚起來

• きれいな顔かおをゆがめて

  扭曲著鮮麗的臉蛋

• 二度にどと来こない昨日きのうに手てを伸のばして

  一再度地不再到來的昨日將手伸出

• 消きえてく明日あしたは蜃気楼しんきろう になってしまった 世界せかいは夜よるに向むかう

  消逝而去的明日成了海市蜃樓般 世界於夜晚的彼岸

• 天体望遠鏡てんたいぼうえんきょうの焦点しょうてん合あわして 水平線すいへいせんの昇天しょうてん探さがした

  天體望遠鏡的焦距點合而為一 尋找水平線的凝聚點

• 漏もれたため息いきが苦にがくても

  就算傳透間的氣息讓人窒息

• 水銀灯すいぎんとう の照明しょうめい落おとして 降参こうさんなんて冗談じょうだんじゃないって

  水銀燈的照明漸漸熄滅 放棄什麼的決不當玩笑話說

• ほんの一瞬いっしゅんだけ笑わらった

  僅在一瞬間而笑了

• もうずっと一人ひとりきりで 生いきた世界せかいが終おわるそうなんで

  已經一直獨自一人 生存的世界像是要終結般

• センダンせんだん寸前すんぜんな人生じんせいを洗あらいざらい一斉いっせい に焼やいた

  消除生前邊緣的人生解放燒毀著

• もう今日きょうが昨日きのうのように めぐる視点してんは不快ふかいになってた

  今日已是昨日般 徘徊的視線成了不確切的形式

• またたくばかりに右往左往うおうさおうテンションてんしょん緩ゆるめる

  瞬間當下中的疑惑 抒壓著不安

• かわいた髪かみを束たばねて

  豎起乾燥的頭髮

• 暮くれたあの日ひ交かわした約束やくそくは

  給予我的那一天所交結而成的約定

• 今いまの私わたしには羞恥心しゅうちしんだったって言いったって遅おそいよ夜よるは明あけた

  此時活在恥辱下的我 不論說了什麼都已太遲 此時黎明早已到來

• てんでろっきーえんどのように揺ゆらして

  乾脆就像崩石倒塌般的搖動著

• 全方角ぜんほうがくに照準しょうじゅん合あわして はち切きれそうな日差ひざし睨にらむ

  於子彈穿射前瞄準目標 注視著如同撕裂般的光明

• 無常むじょうで非常ひじょうの世界せかい自体じたいを 変かえたいなんて夢見ゆめみたって

  突破激情的自行修復 想改變也變得能夢見到

• ほんの一瞬いっしゅんだけでよかった

  僅一瞬間只感覺太好了

• 甘あまいボーダーレスぼーだーれすの現代げんだい社会しゃかいで 将来しょうらいなんて当然とうぜんの願ねがいで

  於消散無邊界的現代社會中 於將來中確信的願望裡

• 海うみと月以外つきいがい見みれない世界せかいで 大人おとなになっても連つれていくよ

  海洋與月亮以外所看不到的世界中 長大成人也要連帶前往

• 望遠鏡ぼうえんきょうの焦点しょうてん合あわして 水平線すいへいせんの昇天しょうてん探さがした

  望遠鏡的焦距點合而為一 尋找水平線的凝聚點

• 漏もれたため息いきが苦にがくても

  就算傳透間的氣息讓人窒息

• 水銀灯すいぎんとうの照明しょうめい落おとして 降参こうさんなんて冗談じょうだんじゃないって

  水銀燈的照明漸漸熄滅 放棄什麼的決不當玩笑話說

• ほんの一瞬いっしゅんだけ笑わらった

  僅在一瞬間而笑了