つきかげはしる
服部梓(佐倉綾音)
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歌詞
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つきかげはしる
服部 梓 (佐倉 綾音 )
-
誤魔化 しては暖簾 に押 して -
「
本音 は何 ?」と詰 め寄 られても -
嘘 も誠 誠 も嘘 なら -
おそらく
本音 は "ない" のでしょう -
月 に尋 ぬ ちぢに物 こそ わが身 のものにはあられど -
なんて ちょっと
気取 ればなにか思 わせぶりに見 えるでしょ -
誰 もいない夜 ふけにさざむ虫 の声 に まぎる吐息 が -
隙間 に訊 ねた風 の如 く空 に影 を落 として -
月 に語 りかければ響 く声 を風 が攫 う -
まるで
何事 も何者 も最初 から -
いないかの
如 く それでいいと望 む雲 は -
特 に何 もなく流 れていく -
地味 ですってば忍者 はわりと -
期待 した目 で見 つめられても -
ハデ な術 は目立 つだけですし -
ニンニン とかも言 いませんから -
さても さてさて お
立 ち会 い これぞ天下 暗躍 の忍 び -
煙 遁 火遁 水遁 土 遁 他 にリクエスト もどうぞ -
ちょいと ご
機嫌 伺 いまして興 じるはナミダ ナサケ -
笑 い声 に混 じる不意 の未熟 は人 に知 れず諌 めて -
山 を越 え谷 を越 え風 を操 るエージェント -
極 む早業 で消 える現 れる -
もしも
見 つけた時 は みんなには内緒 でござる -
月 に映 る影 襟 がなびく -
月 を見 つめていた月 に見 つめられていた -
誰 も知 らない自分 でも知 らない自分 を -
月 に尋 ねてみた月 は答 えないけれど -
それでいい
-
夜 に影 を隠 せば響 くは微 か虫 の音 か -
まるで
何事 も何者 も最初 から -
いないかの
如 く それでいいと望 む雲 は -
心乱 れなく流 れていく