CANDY
高橋優
Chris
CANDY
高橋 優
-
それは
晴 れた昼下 がりのありふれた出来事 這是晴朗的過午時分常有的事
-
図工 の授業 で風景画 を描 いていたときの出来事 在畫畫課上畫著風景畫時發生的事
-
「この
色 キャンディ みたいだね」と誰 かが笑 った「這個顏色和糖果一樣呢」有人笑著說
-
「ほんとだ、
絵 の具 じゃないみたいだね」と別 の誰 かも笑 った「真的呢!好像不是繪畫用具一樣」其他人笑著回應
-
その
筆 は僕 の口元 に差 し出 され然後把那筆伸到我的嘴邊
-
「ほら
舐 めてみろよ」と女 は笑 った「快點舔舔看」女孩笑著說
-
抗 うよりも応 じる方 が痛 くされないと比起反抗還是順從才不會被欺負的更慘
-
僕 は知 ってた僕 は知 ってた我知道的 我知道的
-
強 かな人 になろうと誓 った我發誓要成為強者
-
誰 にも期待 などしなかった可是誰也不對我抱有期待
-
あの
人 たちが正 しいなら僕 は世界 でも敵 に回 そう如果那些人才是對的話 我會與全世界為敵
-
愛 はどんな味 でしょうか?愛到底是什麼味道?
-
友情 はどんな形 でしょうか?友情又是怎樣的形狀?
-
毎日 のように差 し出 されたキャンディ の味 を僕 は忘 れない每天纏繞在我腦中的 那糖果的味道我一生都不會忘記
-
それは
雨 が降 り出 した夕暮 れ時 の出来事 那是發生在下著雨的傍晚的事
-
下校中 大切 にしていた傘 を開 いたときの出来事 放學時撐開那把我所珍視的傘時發生的事
-
雨 の日 も楽 しめるようにと母 が買 ってくれた為了讓我能享受雨天母親買給我的
-
大好 きなキャラクター が大 きくプリント された傘 上面大大地印著我最喜歡的動畫角色的傘
-
木 の枝 で叩 かれていくつも穴 があいてた被用樹枝刺出了好幾個洞
-
「この
方 がお前 によく似合 う」と笑 われた「這樣才比較適合你」他們笑著說
-
それ
以上 傷 つけられるのを見 ていたくなくて不想再看到被傷害的更深的我了
-
僕 も笑 った僕 も笑 った所以我也笑了 我也笑
-
憎 しみの色 に染 まらないように為了不被染上憎恨的顏色
-
馬鹿 な大人 にならないように為了不成為笨蛋一樣的大人
-
あの
人 たちが何 をしても やり返 すことだけはしなかった不管他們做了什麼 我都沒有還手
-
川辺 の土 に傘 は埋 めた將傘埋在河邊的土裡
-
落 として流 されたことにした假裝傘掉進水裡被沖走了
-
毎日 のように空想 の出来事 を家族 に話 しては笑 っていた每天將那些幻想的事 和家人說著然後笑著
-
それでも
世界 は回 り続 けてた即便這樣世界還是繼續轉著
-
どんなことも'
昨日 'になった無論什麼事都會變成昨日
-
涙 もあの痛 みさえも怖 いほど忘 れられると知 った淚水也好疼痛也好 被時間沖淡到令我恐懼的程度
-
強 かに生 きていこうと誓 った我發誓要堅強的活下去
-
これは
繰 り返 さぬための歌 這是首為了不再重蹈覆轍的歌
-
追 いつめ奪 うのが正義 なら僕 は世界 でも敵 に回 そう如果掠奪到使人走投無路的地步才是正義的話 我會與全世界為敵
-
愛 はどんな味 でしょうか?愛到底是什麼味道?
-
友情 はどんな形 でしょうか?友情又是怎樣的形狀?
-
毎日 のように差 し出 されたキャンディ の味 を僕 は忘 れない每天纏繞在我腦中的 那糖果的味道我一生都不會忘記