逆光ぎゃっこう

坂本さかもと真綾まあや

• 憂鬱ゆううつだった いつも目覚めざめると同おなじ天井てんじょうがあって

  醒來之時以憂鬱的眼神 望著一成不變的天花板

• 現実げんじつだって思おもい知しらされる ここには出口でぐちがない

  我甚至意識到現實 並沒有所謂的出口

• どうやって終おわらせるの

  到底該怎麼做才能

• 完成かんせいも崩壊ほうかいも永遠えいえんにおとずれない物語ものがたり

  完成或崩潰 一個永遠不會結束的故事

• もう運命うんめいが決きまってるなら

  如果命運早已決定

• 選えらべなかった未来みらいは想像そうぞうしないと誓ちかったはずなのに

  無法選擇的未來 我發誓我絕不去想像

• まどろみの淵ふちで私わたしは優やさしい夢ゆめを見みる

  在淺眠的深淵中 我夢見溫柔的事

• 幻まぼろしと知しりながら

  即便知道那只是個幻象

• あなたに駆かけ寄よって もうすぐ指ゆびがふれる

  還是向著你奔跑而去 就快碰觸到你時

• そして微笑ほほえみながら目覚めざめるの

  我卻帶著微笑醒來

• 本当ほんとうに欲ほしいものがわからない こんなに飢うえているのに

  我已搞不清楚自身想要的是什麼了 明明對此是那麼渴望

• じっとしてたら過去かこにとらわれる どうしても行いくしかない

  但如果待在原地 就會陷入過去 所以無論如何 我只有前進一途

• 人ひとは生うまれながら誰だれもが平等びょうどうって

  人剛出生時 不管是誰都是平等的

• 簡単かんたんに言いえるほど無邪気むじゃきじゃない

  我並沒有天真到如此簡單地說出此話

• 痛いたむのは一瞬いっしゅんだけ すぐに慣なれてしまうわ

  疼痛只不過是一瞬間 很快就能夠習慣

• そう割わり切きれたほうがずっとラクらくだった

  這樣子的說法就能夠輕鬆很多

• 絶望ぜつぼうのほとり 懐なつかしい人ひとの名なを叫さけぶ

  在絕望之邊 呼喊著懷念之名

• それは遠雷えんらいのように

  像遙遠的雷聲般

• まだ闘たたかってると 嵐あらしの向むこう側がわにいると

  我仍在風暴的另一次戰鬥著

• あなただけに届とどけばいい

  只為了把它交付給你

• 沈黙ちんもくを破やぶり 障しょう壁へきを越こえて

  打破沉默並跨越障礙

• 眩まぶしすぎる向むこう側がわへ 走はしれ

  奔向過於耀眼的彼端

• 雨あめの洗礼せんれいと ぬかるんだ道みち

  在雨水的洗禮中 於泥濘的道路上

• 逆光ぎゃっこう浴あびて 泥どろだらけになれ

  滿身泥濘沐浴著逆光

• 私わたしはここにいる

  我在這裡

• あなたに駆かけ寄よって もうすぐ指ゆびが触ふれる

  向著你奔去 眼看就要觸碰至

• そして選えらびたかった未来みらいを

  然後 抓住我想要選擇的未來

• 絶望ぜつぼうのほとり 懐なつかしい人ひとの名なを叫さけぶ

  在絕望之邊 呼喊著懷念之名

• それは遠雷えんらいのように

  像遙遠的雷聲般

• まだ闘たたかってると 嵐あらしの向むこう側がわにいると

  我仍在風暴的另一側戰鬥著

• あなただけに届とどけばいい

  只為把它交付給你