竹たけの歌うた

竹之歌

中島なかじまみゆき

中島美雪

• 遥はるかな山やまから 吹ふき付つける風かぜに

  自遙遠山中而來的強風不間斷地吹拂著，

• 平伏ひれふしながら 決けして折おれはせぬ

  伏平身軀的同時但絕不夭折。

• 押おし寄よせる雲くもから打うち止やまぬ雨あめに

  自迫近的雲中而來的大雨不止息地拍打著，

• 平伏ひれふしながら 決けして折おれはせぬ

  伏平身軀的同時但絕不夭折。

• 私わたしがなりたいものはといえば

  「我想成為何者?」若要說的話，

• 地下ちかに根ねを張はる あの竹林たけばやし

  就是把根伸張於地下的那個竹林吧!

• 月つきの日ひ 火ひの日ひ 水みずの日ひ 木きの日ひ

  月之日、火之日、水之日、木之日依序登場，

• 金かねに踊おどって 土つちと日ひに還かえる

  於金之日登場舞動，而土與日之日後又周而復始。

• 私わたしが住すみたい国くにはといえば

  「我想住在哪個國度?」若要說的話，

• 地下ちかに根ねを張はる あの竹たけの国くに

  就是把根伸張於地下的那個竹之國吧!

• 行ゆく夏なつ来くる夏なつ 照てり付つける熱ねつに

  夏去夏來 烈日照拂之炙熱下，

• 埋うずもれながら けして消きえはせぬ

  深藏埋沒的同時但絕不消逝。

• 青あおに黄きに緑みどりに 移うつりゆく旗はたに

  由青而黃而綠，於移行之旗，

• 移うつろいながら けして消きえはせぬ

  不斷遷移的同時但絕不消逝。

• 私わたしが覚おぼえて残のこせるものは

  我所能察覺回憶並殘留下來之物，

• 地下ちかに根ねを張はる あの竹たけの歌うた

  就是把根伸張於地下的那個竹之歌吧!

• 月つきの日ひ 火ひの日ひ 水みずの日ひ 木きの日ひ

  月之日、火之日、水之日、木之日依序登場，

• 金かねに踊おどって 土つちと日ひに還かえる

  於金之日登場舞動，而土與日之日後又周而復始。

• 私わたしが覚おぼえて残のこせるものは

  我所能察覺回憶並殘留下來之物，

• 地下ちかに根ねを張はる あの竹たけの歌うた

  就是把根伸張於地下的那個竹之歌吧!

• 月つきの日ひ 火ひの日ひ 水みずの日ひ 木きの日ひ

  月之日、火之日、水之日、木之日依序登場，

• 金かねに踊おどって 土つちと日ひに還かえる

  於金之日登場舞動，而土與日之日後又周而復始。

• 私わたしがなりたいものはといえば

  「我想成為何者?」若要說的話，

• 地下ちかに根ねを張はる あの竹林たけばやし

  就是把根伸張於地下的那個竹林吧!

• 月つきの日ひ 火ひの日ひ 水みずの日ひ 木きの日ひ、 金かねに踊おどって 土つちと日ひに還かえる

  月之日、火之日、水之日、木之日依序登場，於金之日登場舞動，而土與日之日後又周而復始。