ミスターみすたーカイトかいと

スキマスイッチすきますいっち

無限開關

• 代かわり映ばえのしない道みち

  並沒什麼變化的街道

• いつものように猫背ねこぜで駅えきへと向むかう

  像往常一樣駝著背向車站走去

• 月曜日げつようびの朝あさは街まちに

  在星期一早上的街上

• リセットりせっとしきれない気持きもちが泳およいでいた

  一頭紮進無法重啟的心情中

• 混こみ合あった車両しゃりょうは鬩せめぎ合あっていて

  混雜擁擠的車輛相互爭搶著

• 隣となりの人ひとの香水こうすいの匂においに嫌気いやけがさした

  身邊人香水的味道也讓人討厭

• もう一方いっぽうでは足あしを踏ふまれた人ひとが騒さわいでいる

  而另一邊被踩到腳的人在喧囂著

• 巻まき込こまれないようにと吊つり革かわを見みつめた

  為了不被捲入這種騷動 緊緊地盯著吊環

• 知しらないふり 見みえないふり 気きづかないふり

  假裝不知道 假裝看不到 假裝沒有察覺到

• 出でる杭くいは打うたれるという

  都說煩惱皆因強出頭

• そのバイブルばいぶる通どおりそっと身みを潜ひそめ暮くらす日々ひび

  正如聖經般 秘密地把身體潛藏起來的每一天

• 幼おさない頃ころからそうさ「もういいかい?」って聞きかれて

  從小就開始 被問到「準備好了嗎?」

• 「まだだよ」って隠かくれていた

  「還沒呢」來掩飾著

• 悔くやしさなんて今更いまさら抱いだかない

  後悔什麼的現在也沒有

• 自分じぶんの限界げんかいくらいは当とうにわかってるつもり

  本來就當作是知道 自己的極限在哪裡吧

• 流ながれていく景色けしきを覗のぞき込こむ度たび

  每當探頭看著流動的景色

• 頭あたまの奥おくで誰だれかの声こえがする

  不知道是誰的聲音從腦海深處就傳來

• 「僕ぼくらは例たとえるなら 時ときを待まつカイトかいとだ

  「我們啊 打個比方的話 就是等待時機的風箏

• 向むかい風かぜを捉とらえたなら 大地だいちを蹴けり跳とべ!

  若被迎著的風抓牢的話 就蹬地一躍而起!

• 目めを閉とじちゃいけない 突つき刺ささる風かぜで

  千萬不要閉上眼 就算有刺骨的風

• 例たとえ涙なみだが溢あふれ出でようとも

  就算是要流出眼淚

• 高たかく舞まえば舞まうほど 広ひろがっていく世界せかい

  越是飛得越高 世界就會更加寬廣

• ふと我われにかえった瞬間しゅんかんに 恐怖心きょうふしんが襲おそうけど

  一下子又變回自己的瞬間 雖然恐懼會襲擾

• 飽あくなき執念しゅうねんを 見定みさだめろ目標もくひょうを

  擁有無止境的執念 看準的目標

• そうすれば未来みらいがその糸いとを引ひいてくれる

  只要這樣 這條線就會牽著你

• 導みちびいてくれる…」

  引導你走向未來…」

• 頭あたまの奥おくの方ほうから 「もういいかい?」って僕ぼくに尋たずねる声こえ

  從腦海深處 「已經準備好了嗎?」詢問自己的聲音

• 僕ぼくは胸むねの中なかで「もういいよ!」って強つよい眼差まなざしで、答こたえた

  在我心裡 眼神帶著堅定的意味回答道「已經好了!」